肌を褒められてうふふ

 先日、飲み会で向かいに座った女性に、顔をじっと見られた。何かなと思って見返すと、

「肌が綺麗なので、見ちゃいました。」

と言われ、とても気分が良くなりました。ニベアのCMみたい。

 そんなことで、美肌について記す。

 

効果的がどうかの判断基準

 本質を見失わないこと。美しい肌とは、健康で損傷の少ない肌のことである。健康を保ち、物理的損傷を避ければよいのである。美容オタクにならないこと。細部に神は宿らない。木を見ず森を見るのだ。健康になるわけでもなく、物理的損傷を防ぐわけでもないものは、効かない。なおメラニンの量は肌の美しさを意味しないものとする。

 

食事(健康)

 最も効果があるのは、栄養バランスの取れた食事である。高級化粧品の1000倍は効果的。痩せるためにキャベツばっかり食べているようでは美肌は得られない。どうやったら栄養バランスが取れるのかの手法については品目を増やすとか、食品の色を揃えるとか(緑のもの、黄色のもの、赤いもの、白いものからひとつずつみたいな)色々の説がある。詳しくは栄養士に相談されたい。

 楽しく料理できれば、それなりに色々な食材を使いたくなるし、自ずとバランスも整ってくる・・・と思っている。茶色い物ばかり食べる人は、自分で料理しない傾向にある気がする。もしあなたの好物が、お子様ランチから進化していない -ハンバーグ、カレー、ナポリタン、ウインナー、生姜焼き、ラーメン、餃子、チャーハン、唐揚げ、コロッケ・・・などー であるなら、お肌もピンチかもしれない。

 

保湿(物理)

 話がそれたが、食事の次に重要なのが、保湿である。何でもよいので、風呂上りにすぐ、保湿クリームを塗る。ニベアである必要は全くないが、ニベアであっても良い。何が合うかは人それぞれ。

 

擦らない(物理)

 超大事。ごしごし擦らないこと!ナイロンなど論外である。

 
紫外線対策(物理)

 こだわり過ぎても人生楽しくないので、日焼け止めを塗って、外出しよう。私はしばしば忘れるが、スポーツや旅行では必ず塗っている。

 
睡眠(健康)

 

 

高級化粧品は効くか?

 健やかな肌を保つ・・・というのは、使えば健康になるという意味ではない。塗れば肌だけが健康になることは無い。健康でない体に、美肌だけが張り付くことは無いのです。なぜなら、内臓や筋肉に比べて生存に重要ではなく、肌に栄養が回るのは余剰があるときだけだから。健康面では意味がないだろう。

 物理的に意味があるかといえば、保湿の効果が高いとか、落ちにくいとかそこらへんの性能差があるかどうかだろう。その性能差に数千円払うのなら、野菜を買って欲しい。旬の果物とか。鶏肉の代わりに魚にするとか。

 高浸透云々とかは、その場限りのことと思われる。