簡単じゃない!全9品の手間のかかるホームパーティーのレシピと流れ。(序)

 友達が少ないAtohs氏は、実はおもてなしが好き。冬晴れのある日、大学時代のの同期ら5人を招いて、自宅でホームパーティを開いた。

 準備に丸一日かけて行う趣味のホームパーティー。そのレシピと、前日に部屋を磨き倒すところから当日までの一連の記録。部屋の広さや予算、持っているお皿や調理器具(末尾記載予定。)などは各人違うので、自分なりの味付けで工夫してみよう。

 

お品書き (フルコースの形式にこだわる者はスープと氷菓を加えよ)

・前菜

フェタチーズ入りサラダ、ニンニクとオレガノ風味のオリーブ、キャロットラペ、鰺のエスカベシュ

・パン

ドライフルーツ入りカンパーニュ、バゲット

・魚料理

伊佐木と連子鯛のグリル レモン風味

・肉料理

牛タンの赤ワイン煮 

・パスタ

プッタネスカ

・飲み物

ヴィーニョヴェルデ、白ワイン、赤ワイン、スパークリング赤ワイン。(ヴィーニョヴェルデ以外は持ち寄り。)とうがらし梅酒。

 

ー・-・-ティータイムー・-・-

・茶請け

スコーン、鱈とジャガイモのキッシュ 

手土産のお菓子

・お茶

ダージリンセカンドフラッシュ)、東方美人茶

 

当日の流れ

余計なものが出ていないか確認。テーブルクロスやお花を準備。座れるようにベッドのシーツも変えておく。便座のヒーターを入れる。洗面所のハンドタオルを交換する。ダイニングのごみ箱を空にする。靴を仕舞う。男女問わず結構みんな色々チェックするぞ、貴方がほかの家でそうしている様に・・・。

10:00

キッシュづくり。前の週末に作っておいたタルト(空焼き後冷凍)に具材を敷き詰め、液を注ぎ焼く。グリュイエルチーズの匂いが強烈で焦る。

サラダの野菜、魚のグリルに添える野菜を洗って冷やしておく。サラダ用のフェタチーズを切っておく。

赤ワイン煮に添えるブロッコリーを茹でておく。

12:00

みんなが揃うまではオリーブとサラダ、ヴィーニョヴェルデポルトガルの微発泡性白ワイン。軽くて安価。ソルビン酸カリウムを気にする人は避けて。私はアルコールほど体に悪いとは思わない。)を出す。

12:30

最後の二人組が到着。

洗面所やトイレを案内したり手土産を受け取ったり、手狭になったのでちゃぶ台を追加したり、机を動かしたりする。手土産はお菓子なのかお酒なのか、どのタイミングで出すか考えつつチェック。頂いたお酒は、赤ワイン以外を冷やしておく。

12:45

Atohs氏による変な挨拶&乾杯。サラダのお代わり。

カンパーニュとキャロットラペで場を繋ぐ。

13:00

エスカベシュでさらに場を繋ぐ。

魚を焼き始める。魚焼きグリルのサイズの都合、一匹ずつ。鯛の方が色が華やかなので、先に鯛を出し、続けて伊佐木を出した。焼くのに各10分ほどかかる。

魚は大皿に載せて出し、その場で切り分けた。

白ワインを出す。

13:30

赤ワイン煮(前日までに作成して寝かせておく。)を温めて出す。かなり強い味なので赤ワインを。

14:00

シンクが凄いことになるのでいったん鍋やお皿を洗う。

14:15

何となくバゲットを出してみる。とうがらし梅酒を出す。

14:20

プッタネスカを作り始める。

14:40

プッタネスカを出す。

発泡赤ワイン(超甘口)を出す。

 

16:00~18:00

ティータイム。大量の茶請けを二つのティーポットのお茶で消化する。

18:30

解散。結局シンクが凄いことになっている。わお。

 

レシピ&道具

フェタチーズ入りサラダ(以下全て6人前)

材料:ベビーリーフ大パック*1、フェタチーズ100gくらい

  以下、ドレッシング材料 玉ねぎ1/4、オリーブ油大3、バルサミコ大1と1/2、砂糖小1、ハーブソルト(サラダ用、無ければ塩と乾燥ディル・胡椒)適量

道具:サラダスピナー、ボウル(小)、(サラダ)ボウル、(サラダスプーン&フォーク)

前日:ドレッシング作り。玉ねぎをみじん切りにし、小さなボウルで他の材料と混ぜ合わせる。砂糖はバルサミコの甘さによって調整する。冷蔵庫に入れておく。

当日:ベビーリーフは50℃のお湯で洗うと歯ごたえが良くなる。水気を切ってサラダボウルに入れて冷蔵庫で冷やす。他の料理に生野菜を添える場合は一緒にやっておく。フェタチーズは1cm角に切る。食べる直前にドレッシングと和える。

 

 ハーブソルトは商品によって配合はそれぞれ違いますのでお好みで。無くてもディルの香りがするとグッと雰囲気が出ますよ。レタスでももちろん美味しい。前日から玉ねぎを漬けておくのが大事です。フェタチーズ以外のチーズや、豆腐、豆類、ナッツなどを使っても良い。

 

つづく