アミノ酸とたんぱく加水分解物と酵母エキスと・・・
最近アミノ酸は嫌われていて、不使用を謳う製品も多い。
そう言いながら、たんぱく加水分解物やら酵母エキスやら、同じようなものが含まれている製品も多く、私は選ばないようにしている。
なぜ選ばないかというと、それが体に悪い※と思っているからではなく、単に風味に劣る製品が多い(だろう)と思うからである。
アミノ酸のようなものを添加するのは、旨味や風味を補うためであるが、それはすなわち、素材に旨味や風味が不足しているということではないかと思うのである。
アミノ酸の添加により旨味は確保されるのだろうが、アミノ酸には他の味や香りはないので、アミノ酸無しの食品と比べれば、味わいに欠けてしまうように思う。言うなれば醤油を塩水で割るようなものだろうか。塩分は一緒でも、醤油の香りやうまみは薄くなる。
欠けてしまった味わいも、香料で取り戻せるほど単純な物ばかりではないだろう。
曖昧な定義だが、家庭の冷蔵庫・食品庫に単体で存在しない物質は避けている。味の素はあるかもしれないが。
ということで生協はカタログに原材料載せてくれよな。
※体に悪いかどうかについては見解を持たない。