お部屋探しで大事なのは通勤時間です!!!

 お部屋探しは好きですか?私は好きです(引っ越しは嫌いです)。

 予算と条件を天秤にかけて決めていくのがスタンダードで、厳密な分析を経て決める人も多いと思いますが、実際、主観的な価値を金銭に変換するのって難しいものです。簿価は建築費*償却率+地代とかで簡単にでそうですが。

 ということで、不動産鑑定方式で主観的価値を測ってみようと思ったことがあります。イメージとしては以下のとおり。

 

計算式:部屋の戦闘力*建物の戦闘力*街の戦闘力*通勤補正=主観的価値

 部屋の戦闘力:面積、設備、日当たり、換気、内装

 建物の戦闘力:築年、ゴミステーション、清掃、他の住人、駅距離、都計線引、防音

 街の戦闘力:住民層、繁華街までの距離、災害への強靭度、スーパー、商店

 通勤補正:通勤時間n分として1/2^(n/20-1)

 戦闘力:基礎点(減点方式)+加点要素

 

「面積25平米、3点ユニット、コンロ一つ、北向き・・・戦闘力2?ゴミめ。」

といった風に使います。

 結局のところ、それぞれの要素に何点を振るかが難しすぎて、内見したときの印象と大きくずれたので役には立ちませんでした。

 ただ、通勤補正だけは、現在その重要性を痛感しております。

 

 ということで、新計算式はこちらです

 

新計算式:部屋と街並みの内見時の印象点*通勤補正=主観的価値

 

 どんなにいいお部屋も、通勤を補うことはできない。

 

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