遅かれ早かれ訪れる結果は同じだが

私は時間を浪費しているのだろうか?

五連休を取得したが、遠方へと旅に出る当てもなく、少し凝った料理を作ったり、近所を散歩したり、ネットで植木を注文したり、ゲームをしたり、増税前に掃除機を然したる切迫性もなく買い替えるか検討したりしている。老後のように。

有意義に過ごすべしという妄執に追われることも次第になくなってきたが、一方頭の片隅には、何かに追われることへの中毒が少しだけ残っている。無為に過ごしたという感覚を、連休の最終日に決まって感じるのは、まだ呪縛が残っているからだろう。それが生物学的な加齢によるものなのか、思想の変化によるものなのかは分からない。

パソコンを買い替えて、この文章をなぜ私は打っているのだろう。

やりたいことがないわけではない。

中央アジア、トルコ、北米、南米に行ってみたい。

具体的なことは分からないが、こども食堂もやってみたい。

子供が欲しい。でも家庭はいらない。

短編でもいいから小説を書いてみたい。

何をしたいのか、一年くらい考えていたい。

細い娘と太い娘

「細い子とぽっちゃりした子だと、どちらが好きですか?」

「細い子ですね。似た者同士仲がいいといいますか、ふくよかな方ってどうしても親近感が湧かないというか・・・

 食事の趣味ってすごく大事だと思うのですが、なんだか食事を作っても、いかにも肉肉しいメインがないと文句を言われそうだし、四六時中スナック菓子を食べていたり、サラダとみればマヨネーズを探したり、ハーブティーなんて出そうものなら猛烈に渋い顔をされるんじゃないかって思うと、ぞっとしないんです。」

アミノ酸とたんぱく加水分解物と酵母エキスと・・・

 最近アミノ酸は嫌われていて、不使用を謳う製品も多い。

 そう言いながら、たんぱく加水分解物やら酵母エキスやら、同じようなものが含まれている製品も多く、私は選ばないようにしている。

 なぜ選ばないかというと、それが体に悪い※と思っているからではなく、単に風味に劣る製品が多い(だろう)と思うからである。

 アミノ酸のようなものを添加するのは、旨味や風味を補うためであるが、それはすなわち、素材に旨味や風味が不足しているということではないかと思うのである。

 アミノ酸の添加により旨味は確保されるのだろうが、アミノ酸には他の味や香りはないので、アミノ酸無しの食品と比べれば、味わいに欠けてしまうように思う。言うなれば醤油を塩水で割るようなものだろうか。塩分は一緒でも、醤油の香りやうまみは薄くなる。

 欠けてしまった味わいも、香料で取り戻せるほど単純な物ばかりではないだろう。

 曖昧な定義だが、家庭の冷蔵庫・食品庫に単体で存在しない物質は避けている。味の素はあるかもしれないが。

 

 ということで生協はカタログに原材料載せてくれよな。

 

 ※体に悪いかどうかについては見解を持たない。

肌を褒められてうふふ

 先日、飲み会で向かいに座った女性に、顔をじっと見られた。何かなと思って見返すと、

「肌が綺麗なので、見ちゃいました。」

と言われ、とても気分が良くなりました。ニベアのCMみたい。

 そんなことで、美肌について記す。

 

効果的がどうかの判断基準

 本質を見失わないこと。美しい肌とは、健康で損傷の少ない肌のことである。健康を保ち、物理的損傷を避ければよいのである。美容オタクにならないこと。細部に神は宿らない。木を見ず森を見るのだ。健康になるわけでもなく、物理的損傷を防ぐわけでもないものは、効かない。なおメラニンの量は肌の美しさを意味しないものとする。

 

食事(健康)

 最も効果があるのは、栄養バランスの取れた食事である。高級化粧品の1000倍は効果的。痩せるためにキャベツばっかり食べているようでは美肌は得られない。どうやったら栄養バランスが取れるのかの手法については品目を増やすとか、食品の色を揃えるとか(緑のもの、黄色のもの、赤いもの、白いものからひとつずつみたいな)色々の説がある。詳しくは栄養士に相談されたい。

 楽しく料理できれば、それなりに色々な食材を使いたくなるし、自ずとバランスも整ってくる・・・と思っている。茶色い物ばかり食べる人は、自分で料理しない傾向にある気がする。もしあなたの好物が、お子様ランチから進化していない -ハンバーグ、カレー、ナポリタン、ウインナー、生姜焼き、ラーメン、餃子、チャーハン、唐揚げ、コロッケ・・・などー であるなら、お肌もピンチかもしれない。

 

保湿(物理)

 話がそれたが、食事の次に重要なのが、保湿である。何でもよいので、風呂上りにすぐ、保湿クリームを塗る。ニベアである必要は全くないが、ニベアであっても良い。何が合うかは人それぞれ。

 

擦らない(物理)

 超大事。ごしごし擦らないこと!ナイロンなど論外である。

 
紫外線対策(物理)

 こだわり過ぎても人生楽しくないので、日焼け止めを塗って、外出しよう。私はしばしば忘れるが、スポーツや旅行では必ず塗っている。

 
睡眠(健康)

 

 

高級化粧品は効くか?

 健やかな肌を保つ・・・というのは、使えば健康になるという意味ではない。塗れば肌だけが健康になることは無い。健康でない体に、美肌だけが張り付くことは無いのです。なぜなら、内臓や筋肉に比べて生存に重要ではなく、肌に栄養が回るのは余剰があるときだけだから。健康面では意味がないだろう。

 物理的に意味があるかといえば、保湿の効果が高いとか、落ちにくいとかそこらへんの性能差があるかどうかだろう。その性能差に数千円払うのなら、野菜を買って欲しい。旬の果物とか。鶏肉の代わりに魚にするとか。

 高浸透云々とかは、その場限りのことと思われる。